【画像あり】Metaの広告マネージャとは?使い方や設定方法を解説
「Meta(旧Facebook)の広告マネージャのアカウントを開設する方法が知りたい」
「Meta(旧Facebook)の基本的な使い方を知りたい」
このようにお考えではないでしょうか。
Metaの広告マネージャは、無料で広告の作成からターゲティングまで行えるツールです。
本記事では、Meta(旧Facebook)の広告マネージャの機能について詳しく解説していきます。また、記事の後半ではMeta(旧Facebook)の広告マネージャのアカウント開設〜広告出稿するまでの流れと、効果的な活用方法についても紹介していくので、Meta広告を出稿する予定の方はぜひ最後までご覧ください。
- Meta(旧Facebook)の広告マネージャとは?
- Meta(旧Facebook)の広告マネージャの代表的な機能
- Meta(旧Facebook)の広告マネージャのアカウント開設〜広告出稿するまでの流れ
- Meta(旧Facebook)の広告マネージャの効果的な活用方法
- Meta(旧Facebook)の広告マネージャを利用する際の注意点
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Meta(旧Facebook)の広告マネージャとは?
Meta(旧Facebook)の広告マネージャとは、Meta社が提供するプラットフォーム(主にFacebook、Instagram)で広告キャンペーンを管理・運用するための公式ツールです。
Metaビジネスマネージャのアカウントを作成することで、広告マネージャを利用できます。広告配信自体は有料ですが、ツールの利用料は無料です。
広告マネージャでは、広告の作成からターゲティング、予算管理、パフォーマンスの分析まで一括管理ができます。操作は比較的シンプルで、広告初心者でも活用しやすいツールです。
ただし、効果的な広告運用をするには、ターゲット選定やクリエイティブの質、キャンペーンの最適化が重要です。本記事でしっかりと確認しておきましょう。
Meta(旧Facebook)の広告マネージャの代表的な機能
Meta(旧Facebook)の広告マネージャの代表的な機能は、以下の4つです。
▼Meta(旧Facebook)の広告マネージャの代表的な機能 ・広告キャンペーンを作成する ・広告を管理する ・広告のパフォーマンスを確認する ・広告レポートを作成する |
広告キャンペーンを作成する
広告マネージャでは、広告キャンペーンの作成ができます。広告キャンペーンとは、リードの獲得やアプリのインストール、製品の販売促進などの目的を達成するために設計する一連の広告です。
そのため、まずは「認知度」「エンゲージメント」「売上」など、キャンペーン目的を選定する必要があります。目的を選定したら、予算管理やスケジューリング、ターゲティング設定、クリエイティブの作成などを行い、広告配信の準備を整えます。
無駄な広告費を抑えるためにも特に、適切なターゲティングが重要です。広すぎるターゲティングは費用対効果が低くなるため、ターゲットに絞った配信から始めましょう。
広告を管理する
広告マネージャでは、複数の広告を一括管理できます。複数の広告キャンペーンを一括して管理でき、予算や広告の目的などを一画面で把握できるようになります。
効率的に広告のパフォーマンスを確認できるため、必要に応じて素早く改善や予算調整が可能です。
一括管理機能により、複数のキャンペーンの進捗や成果を比較しやすく、費用対効果を最大化するための戦略的な運用が実現できます。
広告のパフォーマンスを確認する
広告マネージャでは、出稿した広告のパフォーマンスを確認できます。確認したい広告を選択し、パフォーマンスチャートを表示します。
この際に確認する重要な指標は、以下の5つです。
- インプレッション:広告が表示された回数
- クリック数:広告がクリックされた回数
- コンバージョン率:クリックから実際のアクション(購入や登録など)に至った割合
- クリック率(CTR):広告表示回数に対するクリック数の割合(%)
- クリック単価(CPC):1クリックあたりの広告費用
これらの指標を総合的に分析することで、広告の問題点を特定し、効果的な改善策を立案できます。
また、リアルタイムでデータを確認できるため、必要に応じて素早い最適化もしやすくなります。
広告レポートを作成する
広告マネージャでは、広告レポートの作成もできます。広告レポートを作成するメリットは、広告の成果を社内チームやクライアントに可視化できる点です。
例えば、インプレッションやクリック率、コンバージョン率などの数値がレポート化できていれば、広告のパフォーマンスを判断しやすくなります。そして、以下のような意思決定ができるようになります。
- 効果の高い広告クリエイティブの予算増加
- 成果の出ているターゲット層への重点的なアプローチ
- パフォーマンスの低い広告の改善や停止
このように、広告レポートは単に数値を把握するだけではなく、チーム内での意思決定や広告戦略の最適化にも役立つツールです。
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Meta(旧Facebook)の広告マネージャのアカウント開設〜広告出稿するまでの流れ
ここからは、Meta(旧Facebook)の広告マネージャのアカウント開設〜広告出稿するまでの流れを具体的なステップに分けて解説していきます。
▼Meta(旧Facebook)の広告マネージャのアカウント開設〜広告出稿するまでの流れ ・個人のMetaアカウントを作成する ・ビジネスマネージャのアカウントを作成する ・広告アカウントを作成する ・支払い方法を追加する ・新規キャンペーンを作成する ・広告セットを設定する ・予算と掲載期間を設定する ・オーディエンスを設定する ・配置を設定する ・広告を作成する ・クリエイティブを設定する ・トラッキングを設定する |
1.個人のMetaアカウントを作成する

まずは、個人のMetaアカウントを新規作成します。
Meta(旧Facebook)(https://www.facebook.com/)にアクセスして、「新しいアカウントを作成」をクリックしてください。
名前・携帯電話番号またはメールアドレス・パスワードを入力して登録を押したら、メールアドレスに認証コードが送られてきます。
送られてきた認証コードを入力し、【次へ】を押すとFacebookから「アカウントが作成されました!」というメッセージが届くので、メッセージ下の【開始する】をクリックするとFacebookを利用できます。
2.ビジネスマネージャのアカウントを作成する

続いて、ビジネスマネージャのアカウントを作成します。
ビジネスアカウントの名前とあなたの名前、仕事用のメールアドレスを入力し送信ボタンをクリック。
入力したメールアドレスにFacebookからメールが届いているので、リンクをクリックするとビジネスアカウントで画面に入れます。
3.広告アカウントを作成する

続いて「広告マネージャ」をクリックし【ビジネス設定へ移動】をクリックします。
「広告アカウントが追加されていません」と表示されるため、【+追加】をクリックして、「新しい広告アカウントを作成」を選択します。
すでに共有アカウントがある場合や既存の広告アカウントがある場合は、既存アカウントを選択してください。

広告アカウント名を入力して、東京の時間帯と通貨を日本円に設定したら【次へ】をクリックします。
自分のビジネスか・別のビジネスか用途を選択し【次へ】を選択します。確認が完了したら、支払い情報を追加してください。
4.支払い方法を追加する

国と通貨、時間帯を選択して、【次へ】をクリックします。所在地と通貨の設定は後から変更できないので注意しましょう。
支払い方法を選択して【次へ】をクリックします。最終確認をしたら完了です。支払い方法は後からでも追加できます。
5.新規キャンペーンを作成する

設定画面の「広告レポート」を選択し、キャンペーンの【+作成】をクリックします。

購入タイプを「オークション」と「予約」から選択し、キャンペーンの目的も選択します。
項目は以下のとおりです。
▼キャンペーンの目的 ・認知 ・トラフィック ・エンゲージメント ・リード ・アプリの宣伝 ・売上 |
6.広告セットを設定する

「新しい認知度広告セット」をクリックします。

上記の画面で、パフォーマンスの目的、単価目標、予算と掲載期間、スケジュール、オーディエンス管理などが設定できます。
7.予算と掲載期間を設定する

広告セットごとに予算と掲載期間が設定できます。1日の予算と通算予算から選択できるため、予算のタイプを正しく選択しましょう。
1日あたりに使う予算を設定する場合、日々の広告費をコントロールしたいときに有効です。
しかし、予算を低く設定しすぎるとリーチできるユーザーが限定され、広告の効果が十分に得られない可能性があります。
一方で、通算予算の場合、特定の期間内で予算を自由に配分しながら広告を配信できる点はメリットです。
ただし、予算消化のペースが早すぎる可能性もあるため、随時チェックが必要になります。
8.オーディエンスを設定する

画面をスクロールすると、オーディエンス設定ができます。オーディエンス設定は、特定のユーザーに対して広告を配信するために重要な設定です。

オーディエンスには2種類の設定があります。
- カスタムオーディエンス:既存の顧客リストやウェブサイトの訪問者など
- 類似オーディエンス:既存の顧客に似た特性を持つ新しいユーザー
広告の目的に応じて最適なオーディエンス設定をしましょう。
9.配置を設定する

オーディエンスを設定したら、画面をスクロールして配置設定を行います。広告を手動配置にするか自動配置にするか選択可能です。
最も効果の高そうな場所に自動で広告を配置してくれる「自動配置」がおすすめです。しかし「この層にだけ確実に届けたい」といったケースでは、手動で配置場所を選ぶ方がパフォーマンスが高まる場合があります。

広告の配置場所は成果に直結するため、広告を設定した後もパフォーマンスを定期的に確認し、必要に応じて調整することが重要です。
10.広告を作成する
広告セットの設定が完了したら、実際に広告を作成します。具体的には、画像や動画を選択し、広告のテキストやリンクなどの設定です。
広告のクリエイティブは、視覚的に魅力的で、ターゲットオーディエンスに響くものである必要があるため、特にこだわる必要があります。
11.クリエイティブを設定する
広告フォーマットを作成し、以下の項目を考慮したうえでクリエイティブを設定します。
▼クリエイティブ設定で重要なポイント ・画像や動画:オーディエンスの注意を惹くビジュアル ・テキスト:ユーザーの行動を促すための文言(CTA) ・リンク:クリックされたときに遷移するURL |
広告が表示される場所(フィード、ストーリーズ、インスタグラムなど)を選択し、設定が完了したら、プレビューで確認します。
12.トラッキングを設定する
広告を作成する際には、広告の効果を正確に測定するためにトラッキングの有効化が必要です。
広告の作成まで完了したら【トラッキング】セクションに移動し、オンラインイベントを設定またはオンにします。設定が完了したら、【確認】を選択して広告を公開します。
また、Metaイベントマネージャを使用して、オフラインイベントセットで自動トラッキングを有効にすることも可能です。
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Meta(旧Facebook)の広告マネージャの効果的な活用方法
Meta(旧Facebook)の広告マネージャを効果的に活用するには、以下の方法があります。
▼Meta(旧Facebook)の広告マネージャの効果的な活用方法 ・絞り込み機能を活用する ・表示項目を絞る ・内訳を見る ・期間を設定する ・レポートで表示する |
絞り込み機能を活用する
絞り込み機能を活用する絞り込み機能を活用することで、たくさんの広告の中から確認したい広告を探す手間が省けます。
画面左上にある検索から、条件を入力して絞り込むことが可能です。

例えば、広告キャンペーン名や広告セット名、広告名などを入力すると、探している情報がすぐにわかります。
また、条件を細かく指定できるため、特定の条件に当てはまる広告をまとめて表示し、効果を比べることも簡単にできます。
表示項目を絞る
広告マネージャでは、表示項目を絞ることで、必要な情報を効率的に抽出できます。必要な情報が表示されていれば、広告のパフォーマンスをより明確に把握し、分析することが可能です。
画面右上にあるボタン(列:パフォーマンス)から表示させたい項目を選択できます。
また、リスト下の「列をカスタマイズ」を選択すると、自社のKPIやクリック率やコンバージョン率など独自の指標を追加できます。

内訳を見る
広告マネージャの画面右上【内訳▼】を押すと「時間」「配信」「アクション」を選択でき、それぞれの詳細を確認できます。

例えば、時間別の場合、どの時間帯が最も広告パフォーマンスが高いのか確認できるため、広告やキャンペーンの配信を最適化できます。
また、項目ごとに組み合わせることも可能です。見る項目が固定されている場合は連携させておくことをおすすめします。
期間を設定する
広告マネージャでは、確認したい期間を設定できます。期間を設定することで、季節でのパフォーマンスの変化や、特定のキャンペーンがどの時期に最も効果を発揮したのかを把握できます。
一例として、年末セール時期の広告や、夏季キャンペーンなどのパフォーマンスを比較する場合、どの時期に売り上げを伸ばしているのか分析可能です。
また、異なる期間広告の成果を比較することで次の施策に活かせます。
レポートで表示する
広告マネージャでは、広告データをエクスポートする機能があります。「レポート」ボタンをクリックし、必要な指標や期間を選んで、データをExcelやCSV形式で簡単にダウンロードできます。
また、定期的なレポートを自動で作成・送信する設定も可能です。
毎週月曜や月初めなど決まったタイミングでレポートが自動送信されるため、広告パフォーマンスを定期的に確認し、効率的にデータを活用できます。
Meta(旧Facebook)の広告マネージャを利用する際の注意点
Meta(旧Facebook)の広告マネージャを利用する際には、以下のような注意点が存在します。
▼Meta(旧Facebook)の広告マネージャを利用する際の注意点 ・Meta広告のポリシーに違反しない ・しっかりと予算管理する |
それぞれ確認しましょう。
Meta広告のポリシーに違反しない
Meta(旧Facebook)は広告ポリシーを設けているため、違反しないように注意しましょう。
広告ポリシーに違反すると、広告が承認されないことや配信が停止される場合があります。また、繰り返し違反を犯すと広告アカウント自体が使えなくなる可能性もあるため、注意してください。
禁止されているコンテンツは、違法製品や差別行為、成人向けコンテンツなどです。金融商品や美容措置、暗号通貨など制限コンテンツになるため、取り扱う場合には事前に良く確認しておきましょう。
もっと詳しく:Meta広告の広告規定の紹介ページ(公式)
しっかりと予算管理する
Meta広告マネージャを利用する際には、しっかりと予算管理をすることをおすすめします。
Meta広告マネージャで設定できる予算は「1日あたりの予算」と「通算予算」の2種類です。これらを使い分けることで、例えばセール期間中は予算を増やすなど、柔軟な広告運用ができます。
ただし、不必要なコストをかけないためにも、広告を配信した後も予算消化の状況を随時チェックすることが重要です。
特に通算予算の場合、予想以上のペースで予算を消化するケースもあるため、こまめに確認しましょう。
株式会社クロスリスティングでは、Meta広告を含めた広告運用コンサルティングを提供しております。BtoC、BtoB問わず、様々な業種業態での広告運用で得た知見に基づき、最適な広告プランニングをご提案します。
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まとめ
Meta(旧Facebook)の広告マネージャは、広告キャンペーンの作成、管理、効果測定を効率的にするための強力なツールです。
本記事では、アカウントの開設から広告の作成、パフォーマンスの確認、レポートの活用方法までを詳しく解説しました。広告マネージャを活用することで、ターゲティング精度の向上や費用対効果の最適化ができるようになります。
広告ポリシーの遵守や予算管理も忘れずに、効果的な広告運用を目指しましょう。