OpenAIの動画生成AI「Sora(ソラ)」とは?使い方や料金、注意点を解説

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「動画をもっと手軽に作れたら…」
「最近話題の動画生成AIを使いこなしたい…」

そんな思いを抱くマーケティング担当者の方も多いのではないでしょうか。

撮影や編集に時間とコストがかかる中、近年注目を集めているのがOpenAIの動画生成AI「Sora(ソラ)」です。

テキストを入力するだけで高品質な動画を自動生成できる革新的なツールとして、SNSや広告動画の制作を効率化したい企業から関心が高まっています。

本記事では、Soraの概要や料金、始め方から使い方、注意点までを徹底解説。

最新の「Sora2」についても紹介するので、これから動画制作にSoraを導入したい方はぜひ参考にしてみてください。

OpenAIの動画生成AI「Sora(ソラ)」とは?

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Sora(ソラ)は、ChatGPTを開発したOpenAIが2024年12月に公開した、テキストから動画を生成できるAIモデルです。

ユーザーが入力した文章をもとに、登場人物や背景、カメラワークまで自動で生成し、まるで実写のような映像を作り出せるのが特徴です。

2025年には最新バージョン「Sora2」が発表され、動画の一貫性や動作の自然さが大幅に向上しました。

さらに、既存の画像や動画をもとに新たな映像を生成・編集する機能も搭載され、クリエイティブ制作の幅が広がっています。

Soraの料金|無料でも使える?

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Soraは、基本的なアクセス自体は無料ですが、画像や動画生成機能を使うには有料プランへの加入が必要です。

2025年11月時点では、ChatGPT PlusとChatGPT Proの契約者を対象にそれぞれ以下のようなサービスを利用できます。

FreeChatGPT PlusChatGPT Pro
料金無料20ドル/月200ドル/月
画像生成×
動画生成×
生成できる動画の解像度720p1080p
生成できる動画の長さ10秒20秒
動画の透かしありなし

無料プランの場合、既存画像や動画の検索はできますが、生成機能そのものを利用することはできないので注意しましょう。

Soraの特徴|他の動画生成AIとの違いは?

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これまでにもRunwayやPikaなど、テキストから動画を生成するAIは数多く登場してきました。

しかし、Soraが注目を集めているのは「ChatGPTの生成力」と「映像表現の精度」を高いレベルで融合している点にあります。

ChatGPTのように自然な文章理解と指示解釈が可能で、「○○を夕暮れの公園で撮影したように」「ドローン映像のように」など、細かなニュアンスも反映可能です。

さらに、動画生成だけでなく、既存の画像や映像をもとに新たなシーンを自動生成したり、部分的な編集を行ったりできるのも特徴。

ここからは、Soraが従来の動画生成AIとどう異なるのか、代表的な2つの特徴「リアルさ」と「安全性」について詳しく見ていきましょう。

よりリアルな動画の生成が可能に

Soraの最大の特徴は、これまでのAI動画に見られた「不自然な動き」や「場面のつながりの違和感」を大幅に改善し、よりリアルで一貫した映像を生成できる点です。

被写体の動きや背景の遠近感、光の反射などをリアルに再現できるよう設計されており、まるで実際のカメラで撮影したような動画を生成します。

また、静止画をもとに短い動画を生成したり、既存の映像に新しい動きを加えたりと、編集ツールとしての柔軟性も高いのが魅力です。

たとえば、商品写真から「360度回転する紹介動画」を作るといった応用も可能。

こうした表現力の高さにより、SNSや広告、プレゼン資料など、さまざまなビジネスシーンでの活用が広がっています。

安全への配慮がなされている

Soraでは、AIが生成した動画であることを識別できるよう、OpenAI独自の「コンテンツ識別システム」が導入されています。

生成された映像にはメタデータが自動的に埋め込まれており、生成コンテンツの出所や改変履歴が確認可能です。

また、暴力的・政治的・性的な内容を含む動画が生成されないよう、入力プロンプトを自動で検出・制限する安全フィルターも搭載。

これにより、企業や教育機関でも安心して活用できる環境が整えられています。

Soraの始め方|アカウント登録の方法は?

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Soraを使うには、事前にSoraへアクセスし、ChatGPTの有料プランに加入する必要があります。

ここからは、Soraを使い始めるまでの流れを、以下4つのステップで見ていきましょう。

  1. Soraにアクセスし、ログインをクリック
  2. 遷移先のページでChatGPTにログインする
  3. Soraのダッシュボードが開く
  4. 無料プランを有料プランに変更する

それぞれのステップごとに、詳しく解説します。

Soraにアクセスし、ログインをクリック

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まず、Soraにアクセスし、トップページの「Login」をクリックしましょう。

遷移先のページでChatGPTにログインする

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Soraの画面からログインをクリックすると、ChatGPTのログイン画面に移動するため、すでにアカウントを持っている場合は「ログイン」を選択しましょう。

ChatGPTのアカウントを持っていない場合は「無料でサインアップ」から、ChatGPTのアカウント登録を行ってください。

sign up screen

なお、ログインはGoogleやApple、Microsoftアカウントのほか、電話番号やメールアドレスでも可能です。利用しやすい方法でログインしましょう。

画面の指示に従って情報を入力する

ログインが完了すると、Soraの画面が開き、いくつかの情報入力を求められます。指示に従って情報を入力しましょう。

  1. 誕生日を入力する
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  1. ユーザーネームを入力する(登録済の名前は不可)
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  1. 新モデルへの参加を促されるので「Stay on old Sora」を選択(タイミングによっては表示されません)
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なお、ステップ3の「新モデル(Sora2)への参加」には、招待コードが必要です。2025年11月現在、Sora2の公開は招待コードを持っている人に限られているため、招待コードを持っていない場合は一般公開を待ちましょう。

ダッシュボードから無料プランを有料プランに変更する

誕生日やユーザーネームの入力が完了すると、Soraのダッシュボードが開きます。

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ダッシュボードが開いたら、右上のアカウントアイコンから「My plan」を選択します。

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My planの画面が開いたら、ページ下部の「Manage plan」をクリックします。

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すると、プランを選択する画面が開くため「ChatGPT Plus」もしくは「ChatGPT Pro」のどちらかを選びましょう(FreeプランではSoraは使用できません)。

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加入するプランをクリックするとOpenAIの支払い画面が開くため、カード情報などを入力してプランを購入しましょう。

ここまでで、Soraを使い始めるための事前準備は完了です。

Soraの使い方|実際に動画を生成してみよう

アカウント登録が完了したら、いよいよSoraを使って動画を生成してみましょう。

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Soraで動画を生成する手順は、以下のとおりです。

  1. Soraを開き、下部のプロンプト入力窓のメニューを「Video」に変更
  2. プロンプトを入力する
  3. 動画が生成される
  4. 生成された動画を編集・クロップして整える

それぞれのステップについて、詳しく解説します。

Soraを開き、下部のプロンプト入力窓のメニューを「Video」に変更

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まず、Soraを開きます。

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次に、下部のプロンプト入力窓の「Image」を「Video」に変更します。これでプロンプトを入力する準備はOKです。

プロンプトを入力する

次に、プロンプトを入力します。

今回は、例として柴犬が走っている様子を生成するプロンプトを入力してみました。

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入力したプロンプト(柴犬が走っている様子)
A playful Shiba Inu runs and jumps through an open dog park surrounded by green grass and fences. The camera tracks from the side as the dog chases a ball, its ears flapping and tail curling up. Children and other dogs play in the background. Bright daylight, realistic shadows, dynamic camera motion, 4 K high detail.

また、入力欄の下の項目では、動画の長さやアスペクト比を指定できるため、SNS用の縦動画を作成したい場合は「9:16」、YouTube用であれば「16:9」など、最適な形式を選びましょう。

なお、プロンプトは日本語での入力も可能ですが、現状は英語でのプロンプト入力が推奨されています。

日本語の場合、生成される動画のクオリティが下がる可能性があるので、ChatGPTなどを活用しながら英語のプロンプトを作成してみましょう。たとえば、日本語で作成したプロンプトをChatGPTに「この内容をSora用の英語プロンプトにして」と依頼すればOKです。

プロンプトの入力が完了したら、右下の「↑」をクリックして生成を開始します。

生成が開始すると、ダッシュボード右上の鈴マークから以下のように生成の進捗を確認可能です。

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生成には数十秒〜数分ほどかかりますが、進捗状況を確認しながら完了を待ちましょう。

動画が生成される

動画の生成が完了したら、右上の鈴マークから生成結果を確認してみましょう。

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今回は、上記のような動画が生成されました。一度の生成で2つの動画が作成されるので、よりイメージに近いものを使用しましょう。

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生成した動画は、画面右上の「↓」からダウンロード可能です。

生成された動画を編集・クロップして整える

生成された動画がイメージと違う場合や調整を行いたい場合は、生成動画の画面から編集が可能です。

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生成動画の下部に以下の編集メニューが表示されているので、編集したい内容に合った機能を使ってみましょう。

  • Edit prompt:プロンプトを変更して動画の再生成が可能です。
  • View story:自動で作成されるストーリーボードからプロンプトの調整・追加が可能です。
  • Re-cut:生成した動画をクロップしたり、別の動画を追加して1つの動画にまとめたりできます。
  • Remix:プロンプトを用いて、生成された動画の一部の要素を変更・調整することが可能です。
  • Blend:他の動画と生成した動画を滑らかにつなげたり、要素を取り入れたりすることが可能です。
  • Loop:生成した動画を違和感がない形でループ動画にすることができます。

なお、それぞれの機能については、Soraのバージョンによってできることが異なる可能性があります。最新情報は、Soraの公式サイトを確認してください。

Soraで動画を生成する際の注意点

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Soraは商用利用が可能なAIツールですが、著作権や肖像権の扱いには十分な注意が必要です。

生成AIの学習には既存の映像データが含まれる場合があり、実在の人物やブランド、アニメ作品などを模倣するような動画を作成すると、権利侵害にあたる可能性があります。

特に近年は、スタジオジブリや集英社など大手企業がAI生成物に対する懸念を公表しており、企業として利用する際は社内でのガイドライン策定が欠かせません。

また、AIが出力した動画に誤情報や偏った描写が含まれることもあるため、公開前に必ず内容を確認し、修正を行うことが大切です。

安全に活用するためには、「自社オリジナルのプロンプト設計」と「人による最終チェック」をセットで運用することをおすすめします。

Soraに関するよくある質問

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Soraは登場からまだ日が浅く、使い方や機能面で疑問を持つ方も多いでしょう。

特に「無料でどこまで使えるのか」「日本語入力に対応しているのか」「最新バージョンSora2のリリース状況」などは、利用前に知っておきたい重要なポイントです。

また、音声付き動画の生成や商用利用の可否など、ビジネス活用を検討する上で押さえておきたい項目もあります。

ここでは、Soraを利用する際によく寄せられる質問を中心に、最新の情報をもとにQ&A形式でまとめました。これから導入を検討している方は、利用前のチェックリストとして参考にしてください。

Soraは無料でも使えますか?

Soraは、無料アカウントでも一部の機能を試すことができますが、画像生成や動画生成機能は現時点では利用できません。

動画生成を行うには、有料の「ChatGPT Plus」や「ChatGPT Pro」への加入が必要です。

なお、無料プランのままで動画生成ボタンをクリックすると、以下のような画面が表示されます。

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「Upgrade plan」を選択すると、有料プランの加入手続きへと進みます。

Soraは日本語に対応していますか?

Soraは日本語に対応しており、日本語のプロンプトでも動画を生成可能です。ただし、現状では英語でプロンプトを入力した方がより質の高い動画が生成されやすい傾向があります。

日本語で入力した場合、意図がうまく伝わらず、イメージと異なる映像が生成されることもあるので注意が必要です。

Sora2はいつから使えますか?

Soraの次世代モデルである「Sora2」は、2025年9月30日に正式発表され、2025年10月1日からアメリカ・カナダで段階的に提供が開始されました。

2025年11月時点では、iOSアプリやWebブラウザ経由で利用可能ですが、Android対応やグローバル展開については地域ごとに順次ロールアウト中です。

また、利用には招待コードが必要になるため、現状の利用できる範囲は限定的であることを覚えておきましょう。

Soraで音声付きの動画を生成できますか?

Soraの初期バージョンでは映像のみの生成に対応していましたが、2025年10月にリリースされた「Sora2」からは音声付き動画の生成が可能になりました。

AIが自動的に環境音やBGM、効果音を追加し、映像の雰囲気に合ったサウンドをリアルタイムで生成します。

たとえば「海辺を歩く女性」というプロンプトを入力すると、波の音や足音が自然に重なり、より臨場感のある映像を作成できます。

ただし、音声素材の著作権や商用利用条件には注意が必要です。生成された音声を広告・CMなどに使用する場合は利用規約を必ず確認しましょう。

まとめ

Soraは、テキストを入力するだけで高品質な動画を生成できる革新的なAIツールです。

これまで時間とコストがかかっていた映像制作を大幅に効率化でき、SNSや広告、プレゼン資料など多様な用途で活用が進んでいます。

特に「Sora2」では、音声生成や編集機能も強化され、企業の動画マーケティングにおける新たな選択肢として注目されています。

一方で、著作権や肖像権などの法的リスク、利用規約の確認は欠かせません。実務で使う際には社内ガイドラインを整備したうえで導入を検討しましょう。

著者(writer)
Sienca 事務局

オウンドメディアを活用したコンテンツマーケティングやSEO施策の運用サポートを実施しているチームです。検索流入数の増加や新規顧客のリード獲得など、SEO・コンテンツマーケティングの実施経験を基にブログをお届けします。

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