ヒートマップツールおすすめ10選!併用すべき解析ツールも紹介

CRO・サイト改善

Webサイトのユーザー行動を視覚的に分析できる「ヒートマップツール」は、サイト改善に欠かせません。

どの部分がよく見られ、どこで離脱されているのかを直感的に把握できるため、デザインやCTAなどの最適化に役立ちます。しかし、ツールの種類が多く「どれを選べばいいの?」と迷う方も多いでしょう。

本記事では、おすすめのヒートマップツールを無料版と有料版でそれぞれ厳選し紹介します。それぞれの特徴や活用シーンをわかりやすく解説しています。

併せてヒートマップと相性の良い解析ツールも紹介するので、サイトのコンバージョン率やユーザー体験を向上させたい方は、ぜひ参考にしてください。

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ヒートマップツールとは?

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ヒートマップツールとは、ユーザーのクリックやスクロールの動きを色で可視化できるツールです。

色が赤やオレンジなどの暖色系になるほど、よくクリックされたり注目されたりしている場所であることを示します。一方、青や緑などの寒色系になると、あまり注目されていない部分であることがわかります。

ヒートマップツールの活用により、改善すべき点やコンテンツの効果的な改善策を見つけやすくなるでしょう。

ヒートマップツールは、データを直感的に理解できるように視覚化し、Webサイトの改善を助ける重要なツールです。

ヒートマップに関する情報は、以下の記事でも解説しているので参考にしてください。

ヒートマップツールを活用するメリット

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ヒートマップツールを活用するメリットは、以下の3つです。

  • 直帰率や回遊率を改善できる
  • CVR向上の施策につながる
  • 根拠のある改善策を提案できる

それぞれ詳しい内容を解説するので、ぜひ参考にしてください。

直帰率や回遊率を改善できる

ヒートマップツールを活用すると、サイトに訪れたユーザーの行動を視覚的に把握できます。そのため、ユーザーがページを離脱する割合を示す直帰率や、サイト内で複数のページを閲覧する割合を示す回遊率の改善のヒントを得られます。

たとえば、スクロールヒートマップでページ内のユーザーが離脱している部分がわかれば、デザインや文言などレイアウトの変更を検討できるでしょう。

また、クリックヒートマップでユーザーがどの部分をクリックしているかを確認することで、ユーザーの潜在ニーズを分析し、適切な内部リンクを設置することで回遊率の改善が可能です。

なお、直帰率と離脱率の違いについては、以下の記事を参考にしてください。

CVR向上の施策につながる

ヒートマップツールを使うことで、CVR(コンバージョン率)向上に向けた具体的な施策を見つけやすくなります。CVRとは、Webサイトを訪れたユーザーのうち、商品やサービスを購入または申し込んだ数の割合を示す指標です。

ECサイトの場合、ヒートマップツールのデータを参考にすれば、購入ボタンの効果的な色やデザイン、クリックされやすい場所などを見つけやすくなります。

見られていないボタンは減らし、注目されている箇所に配置することで、CVR向上が期待できるでしょう。

コンバージョン率を最適化する具体的な改善策は、以下の記事でわかりやすく解説しているので合わせてご覧ください。

根拠のある改善策を提案できる

ヒートマップツールを活用すると、なんとなく改善したほうがいいという直感ではなく、データにもとづき根拠ある改善策を提案できます。たとえば、ユーザーの注目ポイントが一目でわかるため、注目されていない部分の削除を根拠をもとに提案可能です。

クリック率が低い原因を知りたい場合、クリックヒートマップを確認することで、ユーザーがどの要素をクリックしているか、またはクリックしていないかを可視化できます。

たとえば、CTAボタンが期待ほどクリックされていない場合、その位置やデザイン、文言が適切でない可能性があります。そのため、ボタンの色や配置を変更したり、具体的なアクションを促すテキストに修正したりすることで、クリック率の向上が期待できるでしょう。

ヒートマップツールのデメリット

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ヒートマップツールは、ユーザーの行動を直感的に可視化できる便利なツールですが、いくつかのデメリットもあります。

一つ目は、視覚的な情報が中心であり、クリックやスクロールの集中度はわかるものの、「なぜ」その行動に至ったのかまでは判断できない点です。

より正確な分析をするためには、Googleアナリティクスをはじめ、定量的なデータを把握できるツールと併用することが必要です。

さらに、サンプル数が少ない場合はデータが偏るリスクがあり、時間帯やデバイスによる違いを考慮しないと、誤った分析結果につながる可能性があります。

ヒートマップはあくまで補助的な分析ツールであり、他の解析ツールと組み合わせることで、より信頼性の高いデータにもとづく改善策を立てることが重要です。

自社に合うヒートマップツールを選ぶ際のポイント

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ヒートマップツールを選ぶ際のポイントは、以下の3つです。

  • 自社サイトに合った機能が搭載されている
  • 自社サイトの目的に沿ったデータ容量を有している
  • 自社の改善につながる運用サポートが期待できる

それぞれ具体的な内容を確認し、より効果的な改善策を実施しましょう。

自社サイトに合った機能が搭載されている

ヒートマップツールを選ぶ際には、自社サイトのニーズに合った機能が搭載されているかを確認することが重要です。

たとえば、ECサイトであれば商品の購入ボタンのクリック率や、ページの離脱部分を知ることが重要なため、「クリックヒートマップ」や「スクロールヒートマップ」は必須の機能です。

一方、コンテンツ型のブログやニュースサイトでは、ユーザーのページ回遊を促進するため「ムーブメントヒートマップ」機能の活用が効果的と言えます。

ツールによっては、Googleアナリティクスと連携できたり、ABテストツールが含まれていたりするため、効率的な分析が可能です。自社のサイトに合ったツールを選び、効果的な改善につなげましょう。

自社サイトの目的に沿ったデータ容量を有している

ヒートマップツールを選ぶ際には、ツールが扱えるデータ容量が自社サイトの規模や目的に合っているか確認することが重要です。

たとえば、大規模なECサイトやトラフィックが多いサイトでは、多くのページやユーザー行動を分析するため、大容量のデータを処理できるツールが必要です。

データ容量が不足しているツールでは、解析対象のページ数やユーザー数に制限がかかり、十分なデータを取得できません。

一方、小規模なサイトや運営初期の段階では、基本的なデータ容量のツールでも十分対応できます。そのため、コストを抑える上でも、まずは無料ツールから使いはじめてみるのもいいでしょう。

自社の改善につながる運用サポートが期待できる

ヒートマップツールを導入する際には、ツール自体の機能だけでなく、運用サポートがどれだけ充実しているかも重要なポイントです。

とくに、はじめてヒートマップツールを導入する場合は、初期設定や分析方法などがわからないと、ツールの操作だけで多くの時間を取られます。

運用サポートが充実していれば、使い方をわかりやすく教わりながら効率的にツールの導入が可能です。ツールの提供会社が、サイトの運用支援も行っている場合、具体的な改善策を提案してもらえることもあります。

【無料版】ヒートマップツールおすすめ5選

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無料版のヒートマップツールのおすすめは、以下の5つです。

無料版ヒートマップツール特徴
User Heatだれでも簡単に無料でヒートマップ解析ができる
ClarityGoogleアナリティクスと連携できる
ミエルカヒートマップページ改善からコンバージョン最大化までワンストップでサポートしてもらえる
Mouseflowユーザーの感情まで分析してくれる機能がある
QA AnalyticsAIを活用した高度なヒートマップ分析ができる

さらに、各ツールのより詳しい特徴を見ていきましょう。

なお、ヒートマップツールの選び方は、以下の無料ガイドをぜひ活用してください。ヒートマップツールの機能や解消できる課題、選び方がわかります。ダウンロードは無料です。
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1.User Heat

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User Heatは、無料で利用できる国産のヒートマップツールです。クリックヒートマップをはじめ、スクロールヒートマップやムーブメントヒートマップなど、基本的な機能を無料で使えます。

ページの注目されている部分を可視化できるため、Webサイトのレイアウト改善に役立ちます。登録も簡単で、個人ブログや中小規模のサイトにおすすめのツールです。

ただし、大規模なデータ解析には向いていないため、高度な分析を求める場合は有料ツールとの併用を検討しましょう。

参考:User Heat公式サイト

2.Clarity

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Clarityは、Microsoftが提供する無料のヒートマップツールで、全世界で1,000,000以上のサイトが導入している実績あるツールです。

AIを活用したインサイト機能により、サイト内の問題点を自動で検出し、改善策を提案してくれるのも大きなメリットです。

さらに、動作が軽く、トラフィックの多いサイトでもパフォーマンスに影響を与えにくい設計になっています。初心者でも使いやすく、大規模サイトにも適したツールです。

参考:Clarity公式サイト

3.ミエルカヒートマップ

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ミエルカヒートマップは、株式会社Faber Companyが提供するヒートマップツールで、国産ならではのわかりやすいUIと手厚いサポートが特徴です。

さまざまな有料プランが提供されていますが、無料プランでも、クリックやスクロール、ムーブメントヒートマップを利用できるため、基本的なヒートマップ分析が可能です。

日本の企業が運営していることもあり、国内企業や個人サイト運営者におすすめのツールと言えます。

参考:ミエルカヒートマップ公式サイト

4.Mouseflow

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Mouseflowは、ヒートマップだけでなく、セッションリプレイやフォーム分析機能を備えた多機能なツールです。

ユーザーがサイト内でどのように動いているかを録画し、離脱ポイントや問題点を詳細に把握できる点が魅力です。

無料プランでも、高解像度のヒートマップ機能が使えるため、まずは無料で基本的な機能を試してみましょう。

ただし、無料プランではデータ量に制限があるため、本格的な運用には有料プランの検討が必要です。

参考:Mouseflow公式サイト

5.QA Analytics

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QA Analyticsは、無料で利用できるヒートマップツールの中でも、シンプルな操作性が特徴のツール(WordPress専用のプラグイン)です。クリックやスクロールを可視化できる基本的な機能を備えており、直感的な操作性で初心者でも使いやすくなっています。

リアルタイムデータを取得できるため、ページの変更による影響をすぐに確認できるのもメリットです。

大規模サイトの分析には向いていませんが、小規模なサイトや個人ブログの改善には十分活用できます。

参考:QA Analytics公式サイト

【有料版】ヒートマップツールおすすめ5選

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一方、有料版のヒートマップツールのおすすめは、以下の5つです。

有料版ヒートマップツール特徴
SiTestサポートが充実しておりはじめてでも安心して使える
User Insight国内1,000社以上のさまざまな業界の企業が導入している
Ptengineアクセス解析やページ編集、A/Bテストなど機能が充実している
CONTENT ANALYTICS顧客の行動から興味関心を定量化してくれる
Appseeヒートマップをリアルタイムで録画しあとで見直せる

さらに、各ツールのより詳しい特徴を解説するので参考にしてください。

1.SiTest

Sitest

SiTestは、ユーザー行動の詳細な分析が可能なヒートマップツールで、とくに企業や大規模サイトにおすすめです。

クリックやスクロール、アテンションヒートマップに加え、セッションリプレイ機能やユーザーの動線を追跡する高度な分析機能が搭載されています。

さらに、ABテストやコンバージョン率の分析も行え、Webサイト改善のためのデータを多角的に取得可能です。

分析方法は直感的で使いやすく、複雑な設定なしに効果的なデータ収集ができるため、根拠ある改善策を立てやすくなっています。

参考:SiTest公式サイト

2.User Insight

userinsight

User Insightは、Webサイトやアプリのユーザー行動を深く理解するためのヒートマップツールです。

クリックやスクロールのヒートマップ機能だけでなく、ユーザーのセッションを録画再生できるため、ユーザーの動きや意図を後で確認し、詳細に把握できます。

ユーザー行動の可視化に加えて、どのような問題に直面しているかを示すインサイトも提供されています。

ABテスト機能も搭載されているため、根拠のある効果的なページ改善が可能です。

参考:User Insight公式サイト

3.Ptengine

ptengine

Ptengineは、Googleアナリティクスとの連携に優れたヒートマップツールで、Webサイト全体の効果的な改善ができます。

クリックやスクロール、ムーブメントの基本的なヒートマップ機能を直感的な操作で使いやすいのが魅力です。

さらに、複数のページをまたいだデータ分析が可能で、ページ数が多い大型サイトに向いている分析ツールです。複雑な設定が不要で、ユーザーが簡単に利用できる点も魅力のひとつとなっています。

参考:Ptengine公式サイト

4.CONTENT ANALYTICS

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CONTENT ANALYTICSは、コンテンツパフォーマンスの向上に特化したヒートマップツールです。

ブログ記事やメディアサイトなど、コンテンツ重視のWebサイトに適しており、サイト内の注目ポイントや不要なコンテンツなどを簡単に分析できます。

ユーザーが「ページ内のどこのコンテンツに注目しているのか」という嗜好性を数値化できることもあり、ユーザーのより詳細な属性を知ることが可能です。

ヒートマップの分析だけでなく、コンテンツのレイアウトやリライトの改善にも役立ちます。

参考:CONTENT ANALYTICS公式サイト

5.Appsee

appsee

Appseeは、モバイルアプリ向けのヒートマップツールで、タップやスワイプなど、アプリ内でのユーザー行動を詳細に追跡できます。

とくに、アプリのUI/UX改善をサポートする機能が豊富で、ユーザーがどの部分で迷っているのか、どこで離脱しているのかを直感的に把握できる点が魅力です。

セッションリプレイ機能も充実しており、ユーザーの動きを録画することで、どの操作が影響を与えたかを分析できます。

アプリの使いやすさを向上させたい開発者や企業にとっては、ぜひ導入しておきたいツールです。

参考:Appsee公式サイト

ヒートマップツールを活用したWebサイトの改善策

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ヒートマップツールを活用した、Webサイトの具体的な改善策は、以下の3つです。

  • 離脱箇所を洗い出し内容やレイアウトを変更する
  • クリックされやすいCTAを特定する
  • 注目されていないコンテンツは変更する

それぞれ詳しい内容を確認しましょう。

離脱箇所を洗い出し内容やレイアウトを変更する

ヒートマップツールを使うことで、ユーザーがどこでサイトを離脱しているのか視覚的に把握できます。スクロールヒートマップ機能では、訪問者がどこまでページを閲覧しているかわかり、離脱の多い部分を特定できます。

離脱が多い部分は、コンテンツの見直しやレイアウトの変更が有効です。情報がわかりにくい場合は、見出しを追加したり文章を短縮したりすることで、ユーザーの興味を引きつけましょう。

さらに、申し込みフォームや購入ボタンの配置を調整し、ユーザーが次のアクションに進みやすい設計に変更することで、コンバージョン率の向上が期待できます。

クリックされやすいCTAを特定する

ヒートマップツールのクリックヒートマップ機能を活用することで、ユーザーがどのCTAをよくクリックしているのかを把握できます。

たとえば、ボタンの色や配置、テキストの違いによるクリック率の変化を確認し、最も効果的なデザインを見つけることが可能です。

CTAが思ったよりクリックされていない場合は、目立つ色に変更したり、エフェクトを加えたりすることで、ユーザーの注意を引くような工夫がおすすめです。

また、CTAの文言を「無料で試す」や「今すぐダウンロード」など、具体的に行動を促す表現にすることでクリック率を高める効果が期待できます。

注目されていないコンテンツは変更する

ヒートマップを利用すると、ユーザーの注目が集まるエリアと注目されていないエリアが可視化されます。注目されていないエリアは、ユーザーにとって価値が低い可能性があるため、改善したほうがいいかもしれません。

たとえば、重要な情報が目立たない位置にある場合は、ページの上部に配置し、視認性を向上させることで注目度を高められます。

また、内容自体が魅力的でないと判断できる場合は、タイトルやデザイン等を変更し、ユーザーの関心を引くような工夫が効果的です。不要なコンテンツは削除し、シンプルでわかりやすい構成にすることで、ユーザーの離脱防止にもつながるでしょう。

ヒートマップツールとの併用がおすすめの解析ツール

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ヒートマップツールとの併用がおすすめの解析ツールを3つ紹介します。

  • Googleアナリティクス
  • Googleサーチコンソール
  • ABテストツール

Webサイトの改善に欠かせないツールなので、ヒートマップツールと合わせて利用するのがおすすめです。

Googleアナリティクス

Googleアナリティクスは、Webサイトのトラフィックやユーザー行動を詳細に分析できるツールです。

ヒートマップツールが「どこが注目されているか」を可視化するのに対して、Googleアナリティクスでは「どのページがよく見られているか」「どの流入経路が多いか」などの定量的なデータを取得できます。

たとえば、特定のページの直帰率が高い場合、ヒートマップで離脱ポイントを確認し、コンテンツの改善を行うことが可能です。

コンバージョン率の低いページでは、ヒートマップを併用し、ユーザーの行動パターンを分析することで、効果的な改善策を見つけられるでしょう。

Googleアナリティクスの分析方法は、以下の記事でも詳しく解説しています。

Googleサーチコンソール

Googleサーチコンソールは、サイトの検索パフォーマンスを分析するためのツールです。

ヒートマップがページ内のユーザー行動を可視化するのに対し、Googleサーチコンソールでは「どの検索クエリで流入しているか」「どのページの検索順位が高いか」といったSEOに関するデータを取得できます。

検索順位は高くPV数が多いのにもかかわらず、ページ内のクリック率が低い場合、ヒートマップを活用してユーザー行動を分析することで、具体的な改善策を見つけられます。

たとえば、CTAボタンの色や文言、レイアウトなどを変更し、ユーザー行動を変化させることでサイト全体のパフォーマンス向上が期待できるでしょう。

Googleサーチコンソールの具体的な活用方法は、以下の記事を参考にしてください。

ABテストツール

ABテストツールは、Webページにあるコンテンツの異なるバージョンを比較し、どちらがより高い成果を上げるかを検証するためのツールです。

ヒートマップツールで得たユーザー行動データをもとに、CTAボタンの色や配置、見出しの変更や画像の差し替えなどをテストすることで、自社に合う効果的なデザインやコンテンツを見つけられます。

たとえば、購入ボタンの色によるクリック率を知りたい場合、異なる色のABテストを実施し、クリック率の向上につながる色を特定できます。

ヒートマップツールとABテストツールを組み合わせることで、単なる仮説ではなく、実際のユーザー行動データをもとにした精度の高い最適化を行うことが可能です。

ABテストについては、以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。

ABテストツールの選び方ガイド。自社に最適なABテストツールを選定したい方必見。ダウンロードは無料です。
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ヒートマップツールを導入しサイトの成果を向上させよう!

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ヒートマップツールを利用することで、自社メディアの課題を明確にし、効果的な改善策を見つけやすくなります。

ただし、ヒートマップツールだけのデータでは、すべての課題や改善策を見つけることはできません。GoogleアナリティクスやABテストツールなど、そのほかの分析ツールも活用し、メディアの課題を明確にすることが大切です。

ヒートマップツールは無料や有料のものがあり、使える機能もツールによってさまざまです。本記事で紹介しているおすすめツールや、以下の選び方ガイドなどを参考に、自社に合うヒートマップツールを選びましょう。

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著者(writer)
Sienca 事務局

EFO、LPO、ABテスト、Web接客、CROなど、コンバージョン増加に繋がるサイト改善施策をサポートしているチームです。顧客データ分析や最適な接客施策によるサイト改善の経験を基にブログをお届けします。

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