初心者におすすめのレンタルサーバー3選!見るべきポイントや基本機能を徹底比較!
今回は初心者にオススメのレンタルサーバーをピックアップしました。
レンタルサーバーで見るべきポイントや、基本機能についてまとめましたので、ぜひ参考にしてみて下さい。
レンタルサーバーとは
レンタルサーバーとは、「サーバー」を貸し出すサービスのことです。
サイトをweb上に公開するには、サーバーが必要不可欠です。
専門の知識があれば自社でサーバーを用意することもできますが、設備購入や管理、故障が起きた場合など全て自社で対応する必要があります。
手間や高額なコストがかかるので、レンタルサーバーを利用する企業も多いです。
レンタルサーバーでは、24時間の起動管理やメンテナンスなど、業者側が対応してくれます。
中小企業であれば、レンタルサーバーを利用するのがオススメです。
サーバーの種類
レンタルサーバーにはいろいろな種類があります。
ここではレンタルサーバーを3つに分けて説明していきたいと思います。
共用サーバー
1つのサーバーを複数のユーザーで共用します。
住居で例えると、1つの家に複数人で住むようなイメージです。
複数のユーザーで利用するため、費用は安いですが、サーバーのカスタマイズはできません。
また、容量も共用なので、他ユーザーのサイトにアクセスが増加した場合、自社のサイトにも影響を受けてしまうデメリットがあります。
小規模のホームページを運用する方向けのサーバーです。
専用サーバー
1つのサーバーに対して1人のユーザーが利用します。
住居で例えると、1つの家に1人で住むようなイメージです。
共有サーバーと違い1人で利用するため、料金は高額ですが、専門知識があればサーバーを自由にカスタマイズすることができ、使用できる容量も大きいのが特徴です。
大量のアクセスが集まるようなホームページを運用する方向けのサーバーです。
VPS(バーチャル・プライベート・サーバー)
1つのサーバーに仮想サーバーを複数構築して、1人1人のユーザーを割り当てて利用します。
住居で例えると、マンションの1室ごとに1人ずつ住むようなイメージです。
共用サーバーと専用サーバーを足したようなものになります。
専門知識が必要になりますが、サーバーを自由にカスタイマイズすることができ、専用サーバーと比べると安価なのが特徴です。
共用サーバーでは物足りず、設定を自由にカスタマイズしたい方向けのサーバーです。
レンタルサーバーの比較
本記事では、「共用サーバー」で比較をしていきたいと思います。
後からサーバー移管をすることも可能なので、アクセスの少ない初めの内は、初心者でも扱いやすい「共用サーバー」で始めるのが良いでしょう。
レンタルサーバーを提供している企業もいくつか種類がありますが、今回は主要なレンタルサーバーを3つピックアップしました。
それぞれ強みをまとめましたので、自社に合ったレンタルサーバーを探してみましょう。
レンタルサーバーで見るべきポイントは以下の4つです。
- 料金
- 機能やサポート体制
- サイトの表示速度
- 運用実績
エックスサーバー
料金と機能 | X10 | X20 | X30 |
月額費用(税込) | 990円 | 1,980円 | 3,960円 |
年間費用(税込) | 11,880円 | 23,760円 | 47,520円 |
初期費用(税込) | 3,300円 年間契約で0円 |
3,300円 年間契約で0円 |
3,300円 年間契約で0円 |
ディスクスペース(SSD) | 300GB | 400GB | 500GB |
転送量 | 150GB/日 転送量超過による課金はなし |
180GB/日 転送量超過による課金はなし |
200GB/日 転送量超過による課金はなし |
無料SSL | 〇 | 〇 | 〇 |
マルチドメイン | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
サポート(メール、電話、設定代行) | 〇 | 〇 | 〇 |
Webサイト高速化 | 〇 | 〇 | 〇 |
メールアカウント | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
MySQL | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
WordPress | 〇 | 〇 | 〇 |
※2021年5月24日現在の調査に基づく
国内シェアNo.1のレンタルサーバーです。
高速で安定のハイスペックサーバーを使用していて、機能も充実しています。
表示速度が速く、大量のアクセスにも強い特徴があり、老舗なので実績も十分です。
格安のレンタルサーバーと比べると少し高いですが、個人としてもビジネスとしてもオススメです。
サポートも24時間365日対応で、全体的にコストパフォーマンスが高いレンタルサーバーと言えるでしょう。
【公式サイト】
⇒エックスサーバーの詳細はこちら
※外部サイトへ移動します
さくらサーバー
料金と機能 | ライト | スタンダード | プレミアム |
月額費用(税込) | – | 524円 | 1,571円 |
年間費用(税込) | 1,571円 | 5,238円 | 15,714円 |
初期費用(税込) | 1,048円 | 1,048円 | 1,048円 |
ディスク容量 | 10GB | 100GB | 200GB |
転送量 | 200GB/日 | 700GB/日 | 800GB/日 |
無料SSL | 〇 | 〇 | 〇 |
マルチドメイン | 20個 | 200個 | 300個 |
サポート(メール、電話) | 〇 | 〇 | 〇 |
Webサイト高速化 | 有料オプション ※月間転送容量100GBまで |
有料オプション ※月間転送容量100GBまで |
〇 ※月間転送容量100GBまで |
メールアカウント | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
MySQL | – | 50個 | 100個 |
WordPress | – | 〇 | 〇 |
※2021年5月24日現在の調査に基づく
ライトプランでは、年間契約のみですがとても安くサーバーを利用することができます。
しかし、容量も少なく、WordpressやMySQLは使用できないため、ビジネスで利用するにはライトプランはオススメできません。
また、スタンダードプランについても、サイトの高速化が有料オプションということを考えると、正直微妙なところです。
プレミアムプランでは、機能は充実していますが、他のレンタルサーバーと比べると費用は高くなります。
小規模なサイトを運用する予定で、そこまでスペックを気にせず、できるだけ安く作りたいのであれば、オススメのサーバーと言えるでしょう。
【公式サイト】
⇒さくらサーバーの詳細はこちら
※外部サイトへ移動します
ロリポップ
料金と機能 | ライト | スタンダード | ハイスピード |
月額費用(税込) | 440円 | 660円 | 1,100円 |
年間費用(税込) | 3,960円 | 6,600円 | 9,900円 |
初期費用(税込) | 1,650円 | 1,650円 | 0円 |
ディスク容量 | 160GB | 200GB | 320GB |
転送量 | 500GB/日 | 700GB/日 | 900GB/日 |
無料SSL | 〇 | 〇 | 〇 |
マルチドメイン | 100個 | 200個 | 無制限 |
サポート(メール、チャット、電話) | ○ 電話サポートのみ× |
〇 | 〇 |
Webサイト高速化 | 〇 | 〇 | 〇 |
メールアカウント | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
MySQL | 1 | 50 | 無制限 |
WordPress | 〇 | 〇 | 〇 |
※2021年5月24日現在の調査に基づく
ハイスピードプランの料金が見直され、初期費用が0円となっています。
さらに、3年契約なら月額550円と年間にすれば6,600円と安く、データ転送量は900GB/日となります。
データ転送量とは、ユーザーがサイトにアクセスした際に、サーバーからユーザーに送られる文字、画像、動画などのデータのことです。
Webサイトの1ページあたりのファイルサイズは、3MB程度が一般的です。
そのため、1日に30万アクセスがあった場合、3MB×30万=900GBとなります。
つまり、重い画像や動画を多く使用しなければ、1日に30万PVまでのサイトはハイスピード契約で十分と言えます。
相当大きなメディアでなければ、月900万PVをいくのは至難の業ですので、1日に30万PVを超える急激なアクセスがない限りは特に心配はいらないです。
もしそれを超えるようなら、さらに上のプランもあるので、検討してみると良いでしょう。
サポートも24時間365日対応で、個人としてもビジネスとしてもオススメのレンタルサーバーです。
【公式サイト】
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まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は複数あるレンタル―サーバーの中でも、特にオススメのレンタルサーバーを3つに厳選しました。
各社によってレンタルサーバーの特徴は異なります。
そのため、どういう目的でサイトを作るのかが重要となります。
単純な機能だけで良ければ安いサーバーを利用するのも良いですし、大きなサイトを作る予定なら容量が大きくSEOに強いサーバーが必要です。
今回ご紹介した見るべきポイントをチェックしつつ、自社サイトの目的にあったレンタルサーバーを選びましょう。